パンドラボックスとは、本格的な電流責めを行うための機械です。
これを使う事により部分的な疼痛を与える電流責めではなく、体全体に電流が流れる本格的な電流責めを体験する事が出来ます。
電流責めの詳細については別コンテンツで紹介しますので、ここではパンドラボックスについて、その概略を紹介します。
注意
ここでは、具体的な電圧、電流値を掲示しますが、それは僕自身の体感によるもので全ての人間に当てはまるものではありません。
電気というエネルギーについてはまだ不明な点もあり、それが人体に及ぼす影響も未知の部分があります。
電流責めはSMプレイの中でも、最も危険なプレイですから、安易に行わないようにお願いします。

パンドラボックスには３つの電極を装着できます、上部の黒い部分が電極を繋ぐコネクターです。
そのコネクターの横にある黄色、白、青のスイッチにより、通電部位を任意に切りかえる事ができます。
例えば、足、腹、胸に電極を装着した場合、足のみ、腹のみ、胸のみ、足と腹、胸と腹など、複数の組み合わせが可能です、もちろん全部同時に通電する事も可能です。

中央にはクーリングファンを装着してあります、内部の配線が複雑なので、加熱によりハンダ付けが外れる事を防ぐためです、このファンは通電時のみ回転します。

右端下にパイロットランプがあり、その下には通電スイッチがあります、これは女王様が親しみを持てるようゲーム機の物を使用しています。

左下にある白いラインの入ったダイアルにより電圧を調整します。

本体左側面のスイッチにより電流値を切り替えます。
すなわち、上部のダイアルと側面のスイッチの組み合わせにより出力を調整する事になります。
出力
０．３A　８V　１２V　１４V　１６V
０．５A　１２V　２０V　２２V　２４V

右側面には外部スイッチの接続コネクターとリレーに電力を供給するためのコネクターがあります。
このコネクターは重要な働きをするので搬送時損傷しないようにキャップを付けて保護します。

体に貼り付ける電極です。
これは医療用の物で台紙を剥がすだけで簡単に皮膚に装着でき、しかも中央に電導性のジェルがあらかじめ塗られているので大変使いやすいのですが、入手しにくいのと高価であるのが欠点です。

黒い電極は乳首用で、これだけは接続端子に３００Ωの抵抗を入れてあります。
敏感な部位の方がより電流刺激を感じやすい事は言うまでもありませんが、電流は電気抵抗の低い方により多く流れます。
したがって、複数の電極を体に装着すると電気抵抗の低い部位のみ電流刺激を受ける事になり、複数の電極を装着した意味がありません。
局部的な刺激ではなく、体の中に電流が流れる感覚を味わうためには部位により抵抗を入れ体に伝わる電流のバランスをとる必要があります。
もし、抵抗を入れないで複数電極を装着するならば、乳首や性器という部位に装着することは避けた方が良いでしょう。

間欠タイマー
これをパンドラボックスに接続するとスイッチのＯＮ、ＯＦＦを自動で行う事ができます。
ＯＮの時間は４秒～２０秒まで連続的に可変、ＯＦＦの時間は２、４、８秒で可変出来ます。
ＯＦＦの時間が短くＯＮの時間が長いほどハードな責めになることは言うまでもありません。

ミュージックセンサー
ＣＤプレイヤー等に接続すると音楽に合わせスイッチをＯＮ、ＯＦＦします。
音圧レベルに反応するようになっていますので、音圧に差がないような曲では上手く作動しません。
クラッシック音楽などでは曲の盛り上がりに合わせスイッチが入りますから面白いのですが、ボーカル中心の軽音楽だとスイッチが入ったまま、あるいは切れたままという状態になり面白くありません。
あまり使わないアイテムです。

アクセサリーパーツを含めるとこれだけの装置になります。

ＳＭプレイで電流責めを行うのであれば責める者と責められる者が互いに高揚する必要があります。
そのためには、ただ電流の発生源という物ではなく、責め道具として面白い物でなければいけません。
女王様の要求をいろいろ想定し必要と思われる機能をあれもこれも取り入れたため、取り扱いが複雑になってしまいました。
最初の実験の時は女王様が戸惑っておられました。
二回目の実験にあたり、詳細な取り扱い説明書をお渡ししましたが、お読みになるのが面倒なご様子でした。
もう少しシンプルで取り扱いの易しい装置が必要なようです。